恵比寿羅亜麺＠若葉 恵比寿羅亜麺＠若葉

なぜ恵比寿なのかは謎だが、店内には恵比寿様の絵をと共に ラーメンに対するコメントが書かれている。 珍しいのはどんぶりの温め方。 温めない店も多数あるが、温める店ではたいていどんぶりにお湯を注ぐ。 ここでは麺を茹でるために鍋が２つ用意されており、交互に麺をゆでている。 麺が茹でられていない鍋の中に丼を船のようにぷかぷかと浮かせ温めている。 丼をきれいに洗っていると思うが、湯の中に丼の底がつかるのは抵抗がある。 ２つ用意されているのは茹で湯に水を注ぎ再沸騰するまでの時間短縮である。 丸長＠荻窪は一つの鍋で何人分か茹でたら、 お湯をすべて捨て水から沸騰させるのだからたまったもんじゃない。 ここは茹で終わると水を継ぎ足している。

ラーメン屋とは思えない格好をしている店主の作るラーメンは 非常にきれいで整っている。 見た目ももちろんのことその味まで透き通っているようだ。 何一つ邪魔なものがないがいまいちインパクトに欠く印象。 う〜ん、旨いんだが・・・ ここは珍しいことに具で赤いパプリカが入っている。 あくまで推測ではあるが、このきれいな塩ラーメンには チャーシューよりも地鶏のほうが合うであろう。

チャーシュー丼のチャーシューは脂が多い。 ラーメンを食べ終わってから箸をつけたため、 チャーシューがごはんで十分に温められ、 脂感は減っているが、出されてすぐに食べるにはちとつらそうだ。 塩ラーメンとは全く性格の異なるものだった。

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