麺 大ちゃん＠新橋 麺 大ちゃん＠新橋

西小山から移転してきたそうです。 店主は石川県出身なのかな？ メニューからは金沢から取り寄せた食材が目に付き、 店の売りにしているのも金沢から送られて来る甘えびを使ったダシとなります。 置いてるお酒も石川に蔵がある手取川・前田利家公・黒帯でした。 なお、店主は漁師あがりとのこと。

売りとしている甘えびスープのラーメン。 甘えびの身は生のままでダシを取り、 頭や尾はオーブンで熱を入れたのかな？ 甘えび由来かなと思われる丸みと香ばしい海老の香りが共存していた。 合わせる塩はモンゴル産岩塩とのこと。 ミネラル豊富な塩と海産物を合わせる常套手段で安心して食べられる。 願わくば塩味の強さの再考。 ダシの旨味を越えた強さだったので、 甘えびの柔らかさを引き出す使い方にした方が良さそう。 とは言え、最近の流れでないスッキリタイプなのは嬉しい。 甘えびと言えば「縁や」が思い出されるが、 それとは全く異なるアプローチ。

セットだと４００円扱いです。 別段工夫はなく、 甘えびそのものが旨いんだからそのまま味わってくれという意思を感じるメニュー。 金沢の甘えびに自信を持ってて、 それを東京の人に教えようと考えているんじゃないかと思うが （金沢の魚介って旨いもんね）、 ラーメン屋のメニューとしての関連は感じない。 必ずしも関連性が必要ではないが、 わさび醤油が出て来るのを無視して、 あえて塩スープをかけるんでもいいかも。 なお、甘えびの分量に対してごはん多め。

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