鴨シャブ 竹亭@赤坂
鴨シャブ 竹亭@赤坂
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住所 | 東京都港区赤坂2-13-13 |
TEL | 03-5562-0339 |
営業時間 | 11:30-14:30、17-23 |
休日 | 日祝 |
名古屋にある鴨らーめんの東京出店です。 それとは別に料亭 竹亭(ちくてい)があり、 こちらは1日1組の客のみに店を開く鴨料理の店です。 ここを含む3店は、家族経営とのこと。 店主は気さくで、いろいろなことを教えてくれます。注文品:鴨シャブシャブ¥5000
いや〜奮発ですよ。 鴨しゃぶしゃぶについてくるつけ麺を食べるために5000円(爆)。 3人でだけどね。 これは、オリジナルくるみダレにつけて食べます。 鴨は、色が変わる程度に軽くシャブシャブっとします。 臭みがなくいい風味の鴨が楽しめますね。 くるみダレにつけ、山椒と共に食べるとさっぱり感アップ。 鴨シャブシャブに使われているダシは、 鴨のガラを使って取ったダシだそうです。 このダシも飲ましてもらいましたが、臭みは皆無。 らーめんの方とは、タレの量が違うとのこと。
ニラと、器の下に沈んだニンニクが特徴的なつけ汁。 つけ汁は鴨の油で表面を覆われています。 この油いいねぇ。 ニンニクからは辛さを感じなかったのですが、 相対的になのかは分かりませんが、 ニラがとても甘く感じましたね。 さて、麺は、鴨シャブシャブに使われたダシに軽くさらします。 あらかじめ麺は硬めですが茹でられたものが提供されますので、 ここでは、ダシで麺をシャブシャブする感じ。 いや〜鴨の旨みが出ているダシでシャブシャブするんですから、 スープの旨みが薄まらないですよ。 しかも、つけ汁表面を覆う鴨の油と、茹でたての麺によって、 つけ汁は冷やされない。 むしろ熱い。 いろいろ計算された食べ物なんだなぁ〜と感心しました。 このつけ汁旨いや。 そうそう、麺のシャブシャブは店長さん(?)がやってくれて、 どんどんつけ汁の器に入れてくれます。 わんこそば状態です。 鴨シャブシャブに使われたオリジナルくるみダレに付けて食べてもOKなので、 くるみダレでも試したい人は、そこそこ残しておいたほうがいいかも。
まず、このメニューが目の前に提供されたら、 ロースを完全にスープに浸すそうです。 そうすると、見た目にもロースの色が変わっていくのがわかります。 鴨のダシをスープに移せってことなんでしょうね。 そんなスープは、塩気の尖りが皆無で甘みが際立っており、 タレというのものを感じさせない。 塩気がダシの旨みを抑え込むのを避けるために、 塩分を控えめにしているそうです。 まさにダシ汁。 上品です。 麺は極細で、煮麺をヒントにしたとのこと。 ロースの方は、臭みが全くない食べやすい鴨で、 表面が焼かれていて香ばしいです。 鴨らーめん(もも)と同じスープを使うが、 ロースは藁で焼き、ももは焼かないらしく、 藁で焼いた香りが移る分だけ違う感じのスープに仕上がるそうです。 旨みが凝縮されたダシと、 山椒等の鼻を刺激する適度な香り満載の1杯でした。 でも、1800円という価格設定は・・・。 ももの1000円ならば納得するだろうけど。
このロースがらーめんに入るんだろうね。 香ばしく、旨み満載の鴨と、 ピリッとした刺激を憶えるネギとを、 甘酸っぱいタレでパクっとどうぞ。
細かく刻まれた鴨・ネギが、すき焼き風のタレで和えられています。 美味しいは美味しいのだが、 タレで隠れて鴨が楽しみにくくなっているね。
鴨をストレートに楽しめるね。 噛めば噛むほど味が出てくる。 濃厚なお味。 この店の鴨のレベルを計るのに適した一品。