柳麺 ちゃぶ屋@護国寺
柳麺 ちゃぶ屋@護国寺

柳麺 ちゃぶ屋@護国寺

住所 東京都文京区音羽1-17-16
TEL03-3945-3791
営業時間11:30-15(第一部)、18-21(第二部)、 22-24(第三部)
休日火曜、日月水の第三部
新三河島に1996年にオープンし、護国寺に移転したのが2001年のこと。 その後、塩らぁ麺専門店や味噌らぁ麺専門店をオープンさせたり、 また、これらの店舗を全て閉店させて「MIST@表参道」をオープンさせたりと、 何度となく変化を繰り返しています。 こちらの店舗は最初の移転先でスープ・麺工場の機能を持った店舗。 2007年6月に再オープンし、本店という位置付けです。 2009年7月現在は、ランチを創業当時の味、 ディナーを2009年式の味、 そして夜10時以降を森住店主自ら作る味として営業しています。


らぁ麺(正油味1996年式) 注文品:らぁ麺(正油味1996年式)¥650
訪問日:2009年7月25日
新三河島時代の味としてランチタイムに提供されています。 私としては新三河島時代にはまっていたので、 1996年式と言われてしまえば思い入れのある味。 でも、細かいことは忘れているんだけど(汗)。 ってことで、一部、新しい気持ちで食べました(苦笑)。 そうは言っても、当時の「ちゃぶ屋」に対しては今とは違って 下町のような懐かしい味わいを感じていました。 さすがに、今作ると似たようなレシピで作っているんでしょうけど、 洗練された味わいになっていますね。 輪郭がシャープに出たスタイリッシュな味わい。 個人的には塩味が強い。 平麺はもうちょっと断面積を大きくして、 もうちょっと茹でて欲しいかな。 新三河島時代を思い出すには。


味噌らぁ麺(味噌味1997年式) 注文品:味噌らぁ麺(味噌味1997年式)¥700
訪問日:2009年7月25日
新三河島時代に最終的にはまったのは味噌味だった。 やっぱり特徴はしっかりと効いた味噌の豆々しさ。 現在は「ちゃぶ屋」オリジナルの長野県産浮き糀味噌を使っているとのこと。 さすがに開業当時はオリジナルの味噌ではないと思うが、 豆々しさは残ってます。 ちょっと塩味が立っているように感じたので、 以前よりは豆々しさの印象が薄く感じましたが。 あと、もやしが別トッピングになっているので、 追加しないと感じが出ないかな?


らぁ麺 注文品:らぁ麺¥700
訪問日:2004年10月5日
店内のリニューアルと共にラーメンもリニューアル。 以前のラーメンは、三河島時代の流れを汲むスープと、 護国寺時代から研究し始めた麺とのレベルが違いすぎてバラバラな印象を持っていましたが、 スープのレベルが上がり、かなり良いラーメンに変わりました。 麺とスープとのマッチングは三河島時代を髣髴させ、 さらにパーツパーツはレベルアップ。 とても良くなりましたね〜。 下に載せている2001年の時のものとは見違えるほど違いました。
訪問日:2009年7月25日
営業スタイルが変更され、 この味は基本的になくなっています。


らぁめん 注文品:らぁめん¥600
訪問日:2001年11月5日
荒川時代から味は濃かったですが、 かえしの味が目立っていたものが、 ストレートに塩っぽいしょっぱさになってました。 そもそも、麺の香りが強烈になり、荒川時代とは別物だな。 麺は柔らかいのですが、コシがあり美味しいです。 ただ、今のはちょっと強い気がします。 僕は荒川時代の麺のほうが好きだな。 麺茹では振りざるを使うようになってます。 振りざるで茹でられた麺は揚げざるに移され湯切りをされます。
訪問日:2004年10月5日
上に書いたらぁ麺にリニューアルされ、 この味はなくなりました。


味噌らぁめん 注文品:味噌らぁめん¥650
訪問日:2002年11月13日
護国寺に移転すると同時なのか、移転後しばらくしてからなのかは分からないが、替え玉がなくなったんですね。 大盛りはありました。 以前から大盛りってやってたっけかな? ねぎと揚げたエシャロットの香りが食を誘う主張の強い味噌味スープ。 しかし、強い主張の味噌の味は、短調ではなく、複雑さを持っているために飽きがこない。 「あれ?背脂なんていれるようになったのかな?」と思ったのは、大豆だったようだ。 麺は平たく角張ったものに変わっており、以前の面影はないほど。 この麺はすごく軽さがあり美しい。 しかし、その軽さがスープに対して弱いんだよね。 スープが重くて、麺が軽いから口の中は分裂。 さらに、弾力があるが噛みきりにくく、麺も長めなので食べるテンポがつかみづらい。 スープは変化しているように思えないが、麺はだいぶ変わった。 麺の改良に店主の意識が行っている感があり、 同じ人が、考え出したスープと麺とは思えない。 スープは力強いが、麺がこのスープには繊細すぎるんだよな。 店主森住氏と言う人間に対して僕が抱く印象は麺に近い。 繊細で、知性を感じる。そんな麺だった。 ある意味優等生的。 麺へのこだわりが悪い方向へ向かっているように思える。 それぞれ別々に考えれば旨いのだが・・・。
訪問日:2003年12月2日
相変わらず、このメニュー好き。 ちょっと甘みが以前よりも隠れていたかな?
訪問日:2004年10月5日
リニューアルされ、 この味はなくなったと思います。


塩らーめん 注文品:塩らーめん¥800
訪問日:2002年12月9日
2002年12月1日〜30日のみの限定メニューです。 ちゃぶ屋で塩味といえば、1999年12月15日〜2000年1月31日で提供していた塩らぁめんが思い出される。 私にとって、未だに忘れられない伝説の味。 ということで、ちゃぶ屋で塩味と言われれば、否応無く期待が高まる。 さてさて、今回のお味や如何に。 角が微妙に残る塩味のスープで、 エシャロット・ニンニクチップが香ばしく、 また、ゴマが入っているのでどこか焼肉屋のテールスープ風。 肉は大きなブロックで入っており、 とても柔らかくジュシー。 表面が焼かれ旨味を閉じ込めたって感じでしょうか? 麺はいつものより細めで、塩味の角に合わせてなのか、 ちゃぶ屋としては固め。 だけど、つるつるとした丸麺。 その丸麺とややゴツゴツしたところを残すスープとはミスマッチに感じた。 丼の底には少しだけ梅の果肉が入っており、驚かされます。 うぅむ、、、美味しいけど、以前のように感動するほどでもなかったなぁ・・・。 まぁ、期待が大きいんだけど。


豚骨らぁ麺(ちゃぶ屋風) 注文品:豚骨らぁ麺(ちゃぶ屋風)¥700
訪問日:2002年12月27日
2003年12月27日から12月29日までの3日間限定で出されたメニューです。 この3日間は、このメニューだけでした。 店に入った時もそうでしたが、 目の前に丼を出された時は特にニンニクチップの香りを感じました。 生ニンニクではなく。 だから瞬時にマー油の香りかと思ったのですが、 黒い物体で浮いているのは揚げエシャロット。 ニンニクチップも浮いていません。 はて、ニンニクチップは? っと思ったら、粉末状にしてスープに入れているそうです。 マー油だと、最初が一番インパクトがあり、 麺に絡まって油が減るにつれてインパクトも減っていきます。 だから、徐々につまらなくなる方向に進み易いと思うのですが、 粉末にすることによって味が一定に近くなりますね。 豚骨スープは、旨みがあるけどあっさりしています。 下手をするとカップラーメンの豚骨スープのようにでもなってしまいそうですが、 素材1つ1つを若干キレ良く見せることでチープな味にはなってないですね。

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