牛骨ら〜めん ぶるず@亀戸
牛骨ら〜めん ぶるず@亀戸

牛骨ら〜めん ぶるず@亀戸

住所 東京都江東区亀戸2-20-2
TEL 不明
営業時間 11:00〜15:00、17:00〜23:00
休日 日曜
オープン日 2018年2月14日


醤油ラーメン 注文品:醤油ラーメン¥800
訪問日:2018年2月28日
私の好きなキーワード「牛」。 しかも屋号が「ぶるず」とは、牛押しの気合が違う。 そりゃ直ぐにでも行きたくなりますな。 オープン2週間たらずでの訪問となりました。 メニューは「醤油ラーメン」「みそラーメン」「つけ麺」の3本立て。 塩がなく味噌が入っているというのが珍しいですな。 牛骨スープといえば醤油味でしょうという先入観で、注文したのは「醤油ラーメン」。 しかし先入観が出てきた瞬間からぶっ壊された。

「なんだこの赤褐色のスープは?」

「ムム?牛というより節やトマトの味がするぞ?」

フレンチの経験がある店主。 フォンドボーの手法を応用して牛や野菜を使ったスープを作ったんだそうです。 ちなみに、子牛ではなく癖の強くなる成牛を使っているが、ラーメンなので気にならないとのこ と。 牛をガツンと楽しむとは異なってきますが、これはこれでとても美味しい。 油も丁寧に取り除いているそうで、体にスルスルと麺が入っていく。


つけ麺 注文品:つけ麺¥900
訪問日:2018年2月28日
「醤油ラーメン」では油分を取り除いているが、こちらはベースとなるスープこそ同じだけれども、自家製のマヨネーズライクな油を加え、ブレンダーで乳化・泡立てをしています。 王道のつけ麺は酢を入れますので、油、玉子、酢で構成されるマヨネーズを加えるというのは(厳密にはマヨネーズではないようですが)理にかなっているなと思う。 だいぶ「醤油ラーメン」と印象が変わって面白い。 ショットグラスに入っているのは、ニンジンのペーストや魚粉など。 店主曰く入れると味を変化できるが良くある味になるとのことだったが、魚粉と言う意味ではその通りではあるが、野菜がふんだんに使われているベジポタの要素があり、旨味たっぷりだが口当たりが軽いものとなっている。 また、最初あったマヨネーズライクな酸味が魚粉によって隠されている点が面白い。 また、皿に流れるように装飾されている茶色いものは味噌。 「みそラーメン」のみそとは異なるものを使っているそうで、ニンニクを強めたものとのこと。 ニンニクニンニクしていないので、気にせずにスープの味変として更に楽しめる。 そして最後はスープ割り。 このスープ割りこそ牛スープ。 ポットからは茶褐色のスープが出てきて驚いたが、一番牛が強いのは実は割りスープ。 このスープで割ることで牛を最後に最も強く感じることで〆られる。 鳥取などの牛骨ラーメンを思い浮かべると全く異なるものとの出会いになるが、どうしてどうして、こういう面白い出会いがあるから食べ歩きをやめられない。

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