あさひ楼＠能生 あさひ楼＠能生

もう、表向きは完全に民家ですね。 玄関上に表札？ん？看板なの？？ ってな感じで「あさひ楼」と書かれています。 小道のさらに窪んだところにあるので、 かなり分かりづらいです。 近くまで行ったら、近所の人に聞いた方が手っ取り早くていいかも。

燕市や三条市のラーメンに多く見られる背脂の浮くタイプかと思っていたのですが、 固形の脂ではなくて液状の油が特徴的でした。 だから当然のことながら熱々。 少な目の油ならばレンゲでスープ表面の油をどかすようにして 油層よりも下にあるスープの味を確認することができますが、 ここのはそうはいかない。 レンゲで油をどかそうにも、 スープ表面を厚い油層が覆っていて、 どうしてもレンゲで油をすくっちゃいますね。 だからといってめちゃくちゃクドイスープじゃないです。 この油そのものが旨い。 東京の多摩地区には、スープのない油そばという文化がありますが、 ここの油も油そばに向いているように思えました。 宝華＠東小金井（東京都）の宝そば（いわゆる油そば）のように、 油から、玉子のようなマイルド感を感じたので。 油層の下にあるのは醤油味のスープ。 魚が効いて、醤油の広がりがあるスープでした。

ＨＯＭＥ