孫作@内幸町

 
 

東京都港区西新橋1-16-2

訪問日:2019年4月15日

逆さまになった「舎鈴」の看板でおなじみの「孫作」。昼は「つけめん」で、夜は「ラーメン」とのことで、「つけめん」狙いで昼の訪問。昼は初訪問になるのでデフォルトの「つけめん」を食べたいと思うところだが、辛味は別の器で提供なので、安心して「辛つけ」の食券を購入。

メニューは基本的にトッピングの違いだけだが、量に驚くべき選択肢が。。。

並盛300g、中盛450g、大盛600g、ここまでは(大盛600gは多いが)まぁ、さほど驚かない。しかしこの上に、社長750g、会長900g、株主1050gとガクブル((((;゚Д゚)))))))の量設定。これ、食べた感じだと茹で前ですよ。ロメスパの聖地「ジャポネ@有楽町」の横綱、親方、理事長に匹敵する階級設定。大食いの方はお試しあれ。

辛つけめん¥900

さてさて、お店の言葉を借りるならば、昨今のつけめんは何処も同じような味だ。スープから魚介を抜き、「鶏と豚、本来の旨味と醤油のキレで食わす」それが孫作のつけめんだ!

雨後の筍のように動物魚介系つけめんを提供する店ができているからマタオマ系だなんて言われるが、そういうブームがなければご当地ラーメンなんて出来上がらない。なので似たような味の文化を食べ手が否定や、揶揄するのは根本的に間違っていると思う。しかし、作り手がアンチテーゼとして創作意欲を掻き立てるのは大歓迎。

動物系を強く煮出すことにより旨味たっぷりのつけ汁だが、どろどろにしたものではない。肉の旨味を利用したのだろうか。そこに根菜の存在を感じ、どこか懐かしさもある。スープ割は温かい濃いほうじ茶。

麺は甘みのある太ストレート麺。美味しい麺。麺量は並の300g。

辛味は良く混ぜてくださいと出され、おかわり自由とのこと。あまり辛くないのかな?って思ったけど、それなりにしっかりと辛さがあるので、おかわりは気持ちだけに留め遠慮しておきました。

誤解を恐れずに言えば、かつての動物系が強かった頃の「べんてん」を思い出させた。根本的に「大勝軒」の影を感じているのかもしれない。
とにかく、これ美味い!並盛の300gにしたことを激しく後悔した。ペロリとなくなってしまう。


     

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