だるま軒@豊水すすきの
北海道札幌市中央区南三条東1
訪問日:2015年11月7日
昭和22年に創業した、現存する札幌最古のラーメン店。 味噌のイメージが強い札幌も最初は醤油の町。 そのルーツを伝える貴重な店です。
また、一時は、日に1000杯も出していたらしく、量を作るために役割分担していたんですかね。 製麺部門があったらしく、その製麺部門が独立して西山ラーメンになったというんだから、その功績といったら計り知れない。
醤油ラーメン¥630
トレードマークのダルマの絵が入った丼に注がれたスープは、生姜がほのかに香るシンプルな醤油味。 創業者は東京の中華料理店で修行してこの地に店を構えたらしく、東京のオールドスタイルがここにある。
麺は黄色くなく、また、中細。 それでも小麦粉がギュッと詰まったしっかりとした食感がある。 具はチャーシュー、メンマ、海苔、そして伊達巻。 チャーシューはしっかりとした歯応えがあり、細切りのメンマもコリコリとした心地よい歯応え。 具に対しても丁寧な仕事がされてるなと感じられる。
そして何と言っても珍しいのが伊達巻の存在。 甘さを極力抑えているため、浮くことなく、味玉の代わりとして入っているんだなと直ぐに頭を切り替えられる代物。