旭川らぅめん青葉 本店@旭川
北海道旭川市二条通8丁目左8
訪問日:2017年6月4日
旭川ラーメンの元祖として蜂屋と共に名があがる老舗。 朝の9:30に店がオープンで、9:40に着いたら既に4番目。 話しているのを聞いてると、最初の2人組は東京からの旅行客。 普段は朝からラーメンを食べないだろうけど、旅行を満喫すべく早めの行動で、だけれども青葉は押さえておかなきゃって感じでしょうか。 やはり有名ですね。 何でこんな早くから店を開けているのか女将さんに尋ねると、朝イチの飛行機で到着してその足で店を訪れる方々がいるそうで、待たせてしまうから開店を早めたんだそうです。 隣の店を待合室として借りていますし、待つことに関して対応がとても丁寧。
正油らぅめん¥750
食べ終えて、店先で次の店の場所を調べてたら立ってるのも何だからベンチに座ってくださいと言ってくださった。 旭川人情なんですかねー。 お陰で話す切っ掛けができて、甲府の青葉や昔新橋にあった旭王などのお話ができた。 私はラーメン博物館の青葉に行っていないので、青葉の味に最初に触れたのが旭王@新橋・内幸町になる。 そこをオープンさせたのが、青葉@ラーメン博物館の店長で、退館の際に独立したと言うのだから、青葉の味は旭王のような醤油の濃い味だと思ってた。
しかし、本店は色の薄めな醤油スープ。 甲府の青葉も同様だったので、旭王がむしろ青葉から外れていたのか。 ラーメン博物館のオフィシャル写真を見ても旭王のように色が濃いので、名だたる名店ひしめくラーメン博物館で少しインパクトをもたせたのかな。
何はともあれ、青葉の本店は朝の9:30から食べられる重くないもの。 さほど魚介も強くなければ、ラードもきつくない。 特にラードに関しては、もしかしたら時間帯を考えての配慮もあるかもしれないが、女将さん曰く、昔はラードも作っていたけれども今は精製されたものがあるから作る必要がなくなったとのことなので、ラードで個性を出そうとはしていないのかもしれませんね。 昔は昆布や魚介で出汁を取るしかなかったのよなんておっしゃってましたが、青葉が旭川の原風景なのかもしれません。
メニューのラインナップは、正油、塩、味噌に野菜。チャーシュートッピングやバタートッピングもありますが、一方でかけらぅめんもあります。冷やしもあるんですね。