下松ラーメン 五ッ星@小川町

 
 

東京都千代田区神田錦町1-14-7

訪問日:2018年10月29日

2018年4月24日オープン。

山口県下松市(くだまつし)のご当地ラーメンである「牛骨ラーメン」を提供する店。

都内では「麺屋ぶち@亀有」につづく2店舗目となる激レアご当地ラーメン。その「麺屋ぶち」もしばらく前に閉店しているので現存では唯一。

牛骨のご当地としては山口県下松市と鳥取県中西部の2つが知られます。鳥取県の牛骨ラーメンは、東京だと「香味徳@銀座一丁目」で食べられます。

注文は券売機制。

ラーメンの味は一種のみだが、現地では一緒に提供している店が多いといういなり寿司もラインナップされている。

麺量は並が110gと少ない設定。

いなり寿司とセットが基本だからなのか、はたまたラーメンは軽食のような位置付けで根付いているからなのか、土地の色が出ていそうで興味深い。

まだ食べに行ったことがないので興味津々。

ラーメン(並)+いなり(1ケ)¥680+80

郷に入りては郷に従えということで、いなり寿司を1つ付けて注文。

白い鳳凰と双喜紋が入った白いどんぶりに、濁りのあるスープと薄切りチャーシューで、そそるビジュアル。

スープは9時間以上煮込むという白濁したもの。油が多く、牛の香りをとても感じられる。

一方で、タレの存在も大きく、牛の存在と拮抗している。

それなりに旨味のあるタレで、豚骨ラーメンでも感じることのあるタレなので、豚骨スープのような錯覚に陥る時がある。

麺は下松からではなく、東京の菅野製麺所に注文している細麺。やはり豚骨ラーメンに通ずるところがある。

山口県は福岡県の隣ではあるが、言うほど下松市は福岡市に近くはない。影響を受けたのか、それとも同じようなところにたまたま落ち着いたのか興味深い。

思わず写真を取らずに食べてしまった。シンプルに美味しいいなり寿司。

ラーメンスープも甘さがそれなりにあるのだが、いなりは更に甘い。だからこそ、いなりを食べた後にスープを飲むとサッパリとした感じになる。一口二口だけですが。

「麺屋ぶち」と「下松ラーメン 五ッ星」。どちらも下松ラーメンを謳ってはいるが、趣きは異なる。やはり、現地に食べに行って下松ラーメンというものを深く知りたい!


     

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