えきそば＠姫路

兵庫県姫路市駅前町188-1 JR姫路駅 新山陽本線 下りホーム

訪問日：2018年11月6日

駅そばの発祥と言われている歴史的店舗。まねき食品株式会社が経営しており、今や大阪の梅田でも食べられるが、やはりここは元祖に行きたいと、早起きして朝ラーメンをしてきました。

メニューは「えきそば」と「うどん」。そこに天ぷら、きつねあげ、ごぼう磯辺揚げ、とり天をトッピングできる。まねき食品のホームページを見ると和そばも書かれている。食券を出したときに聞かれたっけかなぁ・・・。覚えていない。

持ち帰りパックや乾麺のお持ち帰りもあり、長年続いている店だけあって、「えきそば」の人気ぶりを思わせる。

「えきそば」と言っていたのは中華麺に和風だしをかけたスタイル。いわゆる関西圏で呼ばれる黄そば（きぃそば）スタイルだ。うどんは時間がたつと伸びて美味しくなくなり、また腐敗も早いということで、かん水を使った中華麺を使用するに至ったそうだ。そして、1949年10月19日から姫路駅で「えきそば」という名称で販売開始されたという長い歴史を誇る。

大阪で見られる黄そばは中華麺と和風だし、そして甘い味付けだが、こちらのものは甘い味付けとはなっていないので、大阪とは異なる味わい。逆に全国的にはこちらの味付けの方が和風中華のようなものとしてイメージしやすかったりするのではなかろうか。

また、こちらの店は天ぷらを載せるのが名物のようだ。立ち食いの日本蕎麦と同様、このスタイルは揚げ物も良くあう。天ぷらを載せて適度に油分を持たせていただける。