ビッグジョッキ@大通

 
 

北海道札幌市中央区北一条西4丁目 札幌グランドホテル 別館 1F

訪問日:2017年6月3日

ラーメンサラダ、略してラーサラ。 ラーメン店ではお目にかかれず、居酒屋では定番らしい札幌メシ。 そのラーサラ発祥の店が、ここビッグジョッキだそうです。

札幌にはラーメンが強く根付いているので、新たなラーメンを作れないかと、料理長が冷やし中華にヒントを得て作ったんだそうです。 ここはホテルのダイニングなので、ある程度お話をしながら食事を楽しむためには、既存の暖かい汁麺は適さなかったんでしょうね。 でも、お話ししながら食べられるからこそ、居酒屋に浸透したのではないでしょうか。

元祖ラーメンサラダ¥1100

ドレッシングの方向性は冷やし中華のタレにマヨネーズを混ぜたようなものだが、後述するように簡単に真似できない秘密があるようです。 麺にドレッシングをしっかりと絡め、すのこが引いてある皿に盛る。

トッピングには、トマトやエビ、レタスや千切りのニンジンと紫キャベツが乗っています。 また、隠れていますがキュウリやニンジンのピクルスをトッピングしているのもホテルらしさでしょうね。

ホテルらしさといえば、すのこを使ったのは考えさせられるものがある。 当然ながらすのこの下にはドレッシングが溜まっていて勿体無さを感じてしまうのだが、きっと、ドレッシングでベタベタにならないよう余分なドレッシングを落とすことと、ドレッシングと混ざることで野菜から水分が出てくるのでそれを落とすという役割を考えてのことではないだろうか。 ホテルクオリティだなと勝手に感心してしまう。

一方、麺や具を食べ終えたら〆にコンソメスープ。 もしや、やきそば弁当をインスパイアしているのでは?(笑)

【元祖の味の秘密】

ポイント①「代々受け継がれているオリジナルドレッシング」
ホテルオリジナルの「フレンチドレッシング」と「中華ドレッシング」が味の決め手。 玉葱の甘さと胡椒のピリッとする刺激、そして隠し味のパイナップルの酸味が調和した絶妙な味わいのフレンチドレッシングと、胡麻油の風味とマスタードの奥深い辛さ、隠し味の醤油でまろやかな味わいに仕上がっている中華ドレッシングを使用。

ポイント②「伝統と伝統を掛け合わせた計算された味わい」
2つのドレッシングを絶妙な配合でブレンドすることによって、麺に見事に絡む濃厚さと、野菜をさっぱりと召しあがっていただける程良い酸味で、まさにラーメンサラダのためのドレッシングに仕上がっています。

ポイント③「元祖が愛され続けている訳」
ホテル伝統のオリジナルドレッシング。 そして絶妙な配合でのブレンド・・・ だから他では真似できない「元祖」の味わいが今も愛され続けています。 ラーメンサラダ誕生から2015年で30年目です。 「元祖」の味をぜひ食卓でお愉しみください。


     

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です